格安SIMを提供するイオンモバイル。
これまで他の格安SIM会社の代理店だったのが、自身がMVNOとなって格安SIMを提供する立場へと変わった変わりました。
2016年のサービス発表時には、キャンペーン価格ならが他の格安SIM会社に比べても安い価格を提示し注目を集め、サービス開始初日には契約の集中により、契約受付を早期に終了するほどでした。
イオンモバイルは契約縛り無し、尚且つ解約金なし
イオンモバイルのサービス内容で個人的に注目したのは、音声通話プランでも契約期間の縛りが無いことと、契約解除に伴う解約金が無いことでした。
ドコモやauにソフトバンクといった大手3キャリアほどではないですが、格安SIM各社も音声通話プランについては1年前後の契約縛り期間を設けているのが殆どです。
それがデータ専用プランだけでなく、音声通話プランでも最低利用期間が無いというのはイオンモバイルの大きな特徴の1つです。
しかし、これだとMNPでの転出・転入の受け皿に利用されるということが考えられるので、MNPで他社に転出した場合には手数料がかかるのでは?と思っていました。
MNP転出手数料はある
そこでイオンモバイルの契約約款を確認してみました。
そしたら案の定ではありますが、MNP転出の場合には手数料がかかることが書かれていました。
イオンモバイルの契約約款にはMNP転出事の手数料について以下のように書かれていました。
「MNPによる転出に要する費用(別紙1第3項第4号及び前項第2号関係)課金開始日から180日以内に転出された場合、一転出につきMNP転出手数料として8640円、課金開始日から181日以降に転出された場合、一転出につきMNP転出手数料として3240円」
出典:
http://aeonmobile.jp/agreement/pdf/aeonmobile_highspeed_communication.pdf
課金開始日よりという分かりづらい表現を使っていますが、少なくとも半年以内にMNPで他社に契約を移動した場合は8640円の手数料が発生します。
半年経過後でも3240円の手数料がかかります。
旧freetelと同じ手法
この契約縛り無しMNP転出手数料ありというのは旧freetelの契約内容と同じです。
契約解除料やMNP転出手数料なんて気にしていない人にとっては、イオンモバイルの価格の安さについては魅力的なので、格安SIMを契約する人にとっては新たな有力な選択肢が増えたのではないでしょうか。