契約期間の縛りが無くて、初期費用も無料の超格安WiFiというモバイルWiFiサービスを使ってみました。
知名度がなく、サービス名も「超格安WiFi」と若干怪しい感じがしたのですが、月100GBまで速度制限が無いうえに、初期費用も無料という点に惹かれて契約してみました。
口コミなどの評判を調べてみた
超格安WiFiの評判について口コミ情報を調べてみましたが、知名度が低いためか殆ど口コミが見つかりませんでした。
Twitter上にあった口コミとしては、公式サイトでも謳われている点ですが、初期費用や解約費用が0円なので総額が安いという点ですね。
もうちょっと口コミがあるかなと思ったのですが、2021年に始まったサービスということもあり、評判などの情報も少ないのが現状です。
そういった意味でも、実際に契約して使ってみた情報は貴重なのではないかと思い、今回このブログを書いています。
超格安WiFi実際に使ってみて感じた良かった点
規約期間の縛りが無い且つ初期費用も無料の良心的な料金設定
超格安WiFiを選んだ理由の1つが月額が税込みで3000円台と安いうえに初期費用も無料な点です。
月間100GB以上のモバイルWiFiサービスで契約期間の縛りが無いサービスはいくつかありますが、初期費用無料は殆どありません。
契約月は日割りとなりませんが、それは他のモバイルWiFiサービスも同じです。
以前利用したことがあるクラウドWiFi東京と料金の比較をしたのが下の表になりますが、初期費用の違いが大きいことが分かるかと思います。
サービス名 | 超格安WiFi | クラウドWiFi東京 |
データ容量 | 100GB | 100GB |
月額料金 | 3828円 | 3718円 |
初期費用 | 無料 | 3300円 |
解約金 | 無料 | 無料 |
送料 | 無料 | 無料 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る |
100GB3000円台で初期費用無料で縛りなし
最短即日発送ですぐ使える
超格安WiFiは申込み当日に発送してくれて、翌日には届きます。
申し込み時間によっては当日配送とはなりません。
発送は京都から行われているのですが、神奈川に住んでいる私の元には申込み翌日には届きました。
配送はヤマトなので、時間指定受け取りなどの変更も簡単にできます。
支払いにプリペイドカードが使える
ポケットWiFiサービスは通常支払にクレジットカードしか使えません。
超格安WiFiも基本的にはそうなのですが、実際にプリペイドカードで申し込みを行ったところ問題なく契約できてサービスを利用できています。
今回使ったのはミクシィが発行しているmixi M(旧6gram)というプリペイドカードで、JCBブランドのプリペイドカードを使いました。
注意点としては、申込みと同時に一ヶ月目の料金が引き落としされるので、プリペイドカードに必要な残高をチャージしておく必要があります。
Kyashなど他のプリペイドカードも使えると思いますので、クレジットカードを使いたくない方におすすめです。
プリペイドカードが使える
通信速度が安定していてyoutubeなどの動画視聴も問題なし
私の利用環境だとソフトバンク回線の強度はMAXではないので、通信速度はそこまで出なかったのですが、平日昼間の速度が出にくい時間帯含め、速度が極端に遅くなることはありませんでした。
通信速度ですが、日中は大体10Mbpsから20Mbpsで昼休み時間帯だと5Mbps前後でした。
また、速度も安定していてさすがソフトバンクのキャリア回線といったところです。
ソフトバンクの回線強度が高いところなら、超格安WiFiは更に快適な通信ができると思います。
解約はウェブから簡単に手続きできるし、月末までの申請でOK
超格安WiFiの解約はウェブから簡単に手続きできます。
他のモバイルWiFiだと毎月15日や20日までに解約手続きをしないと、当月中の解約ができないようになっているところがありますが、超格安WiFiはそういった制限はありません。
ただし、解約後のレンタル機器の返却は解約手続きした月末までに完了させる必要がある点には注意が必要です。
レンタル機器の返却は月末必着なので、2日から3日程度の余裕をもって返却するようにしましょう。
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土日でも問い合わせへの返信が早い
超格安WiFiのサービスを提供しているのは株式会社スペースエージェントですが、サポートは民泊WiFiサービスを提供しているDX HUB株式会社となります。
電話での問い合わせは平日のみですが、ウェブからの問い合わせについては土日も対応してくれるのは良いですね。
実際に土曜日の朝9時過ぎに問い合わせを行いましたが、10時には問い合わせに対する回答が来ましたので、サポート対応はかなり早いと感じました。
他のWiFiサービスに比べて劣る点
端末が選べない
超格安WiFiは下記2つの端末を用意していますが、申込時に端末を選ぶことは出来ません。
- FS030W
- MF855
この2つを比べた場合、性能として優れるのはFS030Wですが、今回私が申し込んだ際に届いた端末はMF855でした。
FS030Wは色んなモバイルWiFiサービスでも使われているSIMフリーWiFi機器で、軽量コンパクトな端末です。
これに対してMF855は、7800mAhのモバイルバッテリー機能も有しているのが特徴で、フル充電すれば数日は充電不要で使い続けることが出来ます。
バッテリーが大きい分、FS030Wに比べて重いのと、端末にディスプレイが無いのでデータ通信量を確認するのが面倒な点がデメリットです。
データ残量の確認方法が説明書に書かれていない
前述したように、私ケースではモバイルWiFi端末としてMF855が支給されました。
MF855は端末にディスプレイが無いので、データ消費量などの情報を端末で見ることが出来ません。
また、端末が届いた際の簡易取扱説明書にも、データ通信量の確認方法は記載されていませんでした。
超格安WiFiは、月々100GBまで安定した速度でデータ通信が出来ますが、現在使っているデータ量を確認は必須です。
そこで、超格安WiFiのサポートにデータ通信量の確認方法について問い合わせたところ、スマホアプリで確認できることが分かりました。
- Androidの場合:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.xiaomi.mifi&hl=ja&gl=US
- IOSの場合:https://apps.apple.com/jp/app/%EF%BE%93%EF%BE%8A%EF%BE%9E%EF%BD%B2%EF%BE%99%EF%BE%99%EF%BD%B0%EF%BE%80%EF%BD%B0/id912172520
アプリインストール後、超格安WiFiのルーターを認識する処理が行われますが、この際に位置情報へのアクセスが必要となりますので、アプリに対して位置情報へのアクセスを許可するようにしてください。位置情報へのアクセスを拒否しているとWiFiルーターの情報を取得できません。
その後にログインするためのパスワード入力が求められます。
ログインのパスワードは下記となります。
パスワード:jpmobile
WIFI設定、モバイルネットワーク設定の変更を行うと利用ができなくなるので、安易に設定変更しないように注意しましょう。
ログインが完了すると、使用済みデータ通信量やバッテリー残量、ソフトバンクのネットワーク接続強度に接続機器台数といった情報を確認することが出来るようになります。
ソフトバンク回線が弱いところでは使いにくい
超格安WiFiはクラウドSIMではなく、物理SIMを使ったサービスです。
そしてソフトバンクのSIMなので、ソフトバンクの回線エリアに準拠したサービスとなります。
ドコモに比べてソフトバンク回線が弱い地域や場所があるかと思いますが、そういった場所では超格安WiFiは費用に見合ったサービスは得られないかもしれません。
回線固定のサービスではなく、利用環境に合わせて使いたい場合は、クラウドSIMのサービスを使った方が良いです。
個人的に使った事があって安心なのは、クラウドWiFi東京ですね。
超格安WiFiと比較すると初期費用がかかってしまう点がネックですが、クーポン等を使って費用を抑えることができます。
クラウドwifi東京のクーポンコードで3000円以上の割引を実現
まとめ:正直思っていた以上に使い勝手が良かった
超格安WiFiを契約して使う前は、ちょっと怪しいかなと正直思ってました。
しかし、いざ使っていると通信速度も安定していて、日々の自宅でのYouTube動画閲覧も問題なく出来ています。
送られてきたモバイルWiFi端末がMF855だったのは最初残念に思ったのですが、モバイルバッテリー機能も有していて、数日充電がいらない点は予想以上の使い勝手でした。
いつでもWebから解約出来ますし、初期費用も0円なので気軽に利用できるのも良いですね。
最近は月々100GB使えるモバイルWiFiサービスが減ってきているので、貴重な存在だと思います。
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