どんなときもwifiと同じクラウドSIMを利用したサービスがスマモバから登場しました。
その名は、めっちゃwifi
どんなときもwifi同様めっちゃ怪しいネーミングです(笑)
この新たに登場した「めっちゃwifi」について、どんなときもwifiとの違いを比較してみましたが、どんなときもwifiのデメリットを潰す形で考えられたサービススペックとなっていおり、中々興味深いサービスになっています。
「めっちゃwifi」と「どんなときもwifi」の共通点
スマモバが新たに開始しためっちゃwifiと、テレビCM等の宣伝で認知度が高いどんなときもwifiの共通点をリストすると、下記のようになります。
- クラウドSIMを用いたサービス
- ドコモ、au、ソフトバンクのトリプルキャリアに対応して自動で最適な回線への接続を謳う
- 端末が同じ
- 月額料金が同じ
- 2年契約縛りあり
これを見ると分かるのは、どんなときもwifiの人気を見て同様のサービスをスマモバが後追いしたということが想像できます。
もしかすると、どんなときもwifiを運営しているグッドラック社がスマモバにOEMの形で同じサービスを卸している可能性もあります。
「めっちゃwifi」と「どんなときもwifi」の違い
「めっちゃwifi」と「どんなときもwifi」には多くの共通点があるのですが、違いもあります。
そして、その違いはどんなときもwifiのデメリットを意識した内容となっています。
解約に伴う違約金が安く2年後の自動更新もない
「めっちゃwifi」と「どんなときもwifi」では、解約に伴う違約金の金額が異なります。
どんなときもwifiは、最初の1年以内に解約すると1万9000円もの契約解除料がかかり、そして2年目でも途中で解約すると1万4000円の違約金がかかります。
0〜12ヶ月:19,000円(税抜)
13〜24ヶ月:14,000円(税抜)
25ヶ月目:0円
26ヶ月〜:9,500円(税抜)
これに対して、めっちゃwifiの場合は、2年以内の途中で解約した場合は、一律9800円の違約金となっていて、どんなときもwifiに比べて大幅に安くなっています。
そして、どんなときもwifiは、2年経過後の25ヶ月目しか無料で解約できないのに対して、めっちゃwifiは、2年経過後はいつ解約しても、解約金は無料です。
即ち、顧客に対して優しいのは「めっちゃwifi」ということになります。
支払い方法はクレジットカードのみ
どんなときもwifiは、口座振替による支払いも可能ですが、めっちゃwifiの支払い方法はクレジットカードのみとなっています。
口座振替は、銀行の届出印を間違える人も多くて事務手続きも煩雑で人的コストもかかります。
そして、費用回収を確実にするという面でクレジットカードに対して劣ります。
そのため、新興企業の多くは決済手段としてクレジットカードのみとすることが多いです。
端末のカラーはグレーのみ
「めっちゃwifi」と「どんなときもwifi」は共にクラウドSIMに対応しているU2シリーズの端末を使用しています。
どんなときもwifiでは、このU2を独自にD1と称していますが、中身はまったく同じです。
wifi端末のスペックは両サービスともの同じなのですが、ちょっと違いがあります。
それは、端末のカラーです。
どんなときもwifiだと、グレーとゴールドの2色から選ぶことができますが、めっちゃwifiはグレー1色のみとなっています。
この辺も、端末調達コストを下げる狙いがあると考えられます。