おてがる光を使っています。
おてがる光ではIPv6を利用することができますが、オプションとなっていて基本料金に加えて月額僅か165円で通信環境を快適にできます。
おてがる光のIPv6オプションについて解説
おてがる光のIPv6提供会社
おてがる光の回線は、サービス提供会社のエクスゲートではなく、FVNE(Fixed Virtual Network Enabler)等をやっている別のプロバイダを利用して提供されています。
IPv6のサービス提供会社については、「おてがる光重要事項説明書」で以下のように記載されています。
具体的には日本ネットワークイネイブラー株式会社が提供する「IPv6インターネット接続等」及びアルテリア・ネットワークス株式会社が提供する「クロスパスサービス等」並びにNTT東日本及びNTT西日本の提供する「フレッツ・v6オプション」を用いて、IPv4overIPv6方式にてインターネット接続を提供します。
おてがる光重要事項説明書
私が住んでいる地域では、IPv6は日本ネットワークネイブラー(JPNE)がサービスを提供している形となっています。
そのため、スピードテスト時にはプロバイダーとしてJPNEと表示されます。
それではエクスゲート社が何を行っているのかという話になるわけですが、顧客管理やカスタマーサポートなどを担っています。
IPv6対応ルーターの選定
IPv6オプションを利用するには、対応している無線LANルーターが必要です。
おてがる光のサイトには、IPv6に対応しているルーター情報を掲載しているので、この中から選ぶのが無難です。
また、自分で用意するのではなく、おてがる光からレンタルする方法もあります。
この場合は、NEC製のAterm WG1200HP4がレンタルされます。
因みに私はバッファロー製のWSR-3200AX4を使ってIPv6接続しています。
IPv6なら接続にIDやパスワード不要で簡単
従来のIPv4接続の場合は、おてがる光から連絡があったIDとパスワードを使った接続が必要です。
一方でIPv6オプションを申し込んでいる場合は、インターネット接続に特にIDやパスワードの入力作業は不要です。
そのため、インターネットの接続設定に手間取ることがありません。
工事日当日にすぐネットに接続できない可能性がある
おてがる光からは、IPv6サービスの開通は工事日当日の夜から工事日翌日の正午過ぎにかけて自動開通となると言われました。
そのため、光回線の工事が完了してもすぐにIPv6でのインターネット接続は出来ない可能性があります。
私の場合は、工事終了したのが夕方18時前後だったのですが、そこから1時間ほど経過するとインターネットに接続できるようになりました。
もし、工事日翌日の正午を過ぎてもインターネットに繋がらない場合、おてがる光のサポートに連絡しましょう。
おてがる光は、初期契約ではオプションとなっている有償サポートオプションを契約している状態になっているはずです。
IPv6接続時の通信速度を実測
おてがる光でIPv6接続時の通信速度を2週間に渡って測定した結果が下記になります。
一戸建ての家で1階部分に無線Wi-Fiルーターがある状態で、1階部分でiPhone13miniを使ってSpeedtestアプリを使った測定値は大体ダウンロードが400から500Mbpsで、アップロード速度が200から350Mbpsとなっています。
無線Wi-Fiルーターから離れた2階になると、ダウンロード速度は少し低下して250Mbps程度となっています。
これが遅いか速いかはそれぞれ感じ方があるかと思いますが、1Gbsのベストエフォートサービスにおいては結構出ているのではないかと私は評価しています。
おてがる光申込時にIPv6に申し込まないと別途手数料発生して損
おてがる光のIPv6オプションは、最初から申し込まずにあとから申し込むこともできます。
ただ、最初から申し込まずにあとからIPv6オプションを申し込むと3300円の手数料が発生します。
これはおてがる光重要事項説明書に記載が以下のようになされています。
おてがる光契約後にお申し込頂いた場合、3,300円の事務手数料が発生します。
おてがる光重要事項説明書
そのため、もしIPv6の利用を考えているなら、おてがる光申込時にIPv6に加入した方が良いです。