光回線で格安且つ契約縛りや解約金が無いことで一部で人気の「おてがる光」。
戸建て住宅に住むのをきっかけに光回線の環境を構築する必要があり、おてがる光を選択して、光回線の敷設工事を実施して使っています。
おてがる光が遅いという口コミがあるが実際どうなのか?
これは本当でしょうか?
ネット回線速度の測定情報が掲載されている「みんなのネット回線速度」というサイトで、おてがる光の通信速度の測定結果について確認してみました。
これらは、「みんなのネット回線速度のサイト」上で測定した結果で、測定にはオープンソースの「LibreSpeed」が使われています。
LibreSpeedのサイト自体でも速度の測定は可能です。
さて、その「みんなのネット回線速度のサイト」でおてがる光の通信速度を見てみると、殆どの方は400Mbpsとか800Mbpsとか高速通信出来ていますが、稀に11Mbpsとか38Mbpsとか4G回線での速度ですか?という結果も見受けられます。
おてがる光で通信速度が遅い結果の人共通なのが、IPv6を使っておらず従来のIPv4接続をしているという事です。
IPv4でも高速通信出来ている人が大半なんですが、一部で速度が遅いという結果になっています。
必ずしもIPv6にしたら解決するという事ではありませんが、一つの要因になっている可能性があります。
おてがる光のIPv6オプションに関する解説と知らないと損する注意点
実際におてがる光を契約して速度を測定した結果
私自身、一戸建て住宅の光回線におてがる光を利用しています。
IPv6オプションを使った状態で、ここ2週間の間で不定期にiPhoneのSpeedtestアプリを使って通信速度を測ってきましたが、ダウンロード速度は大体400Mbps前後、アップロード速度は大体300Mbps前後と不自由なく使えています。
また、当初懸念していたのが、戸建てなので2階で極端に通信速度が遅くなるのではないかという事です。
メッシュWi-Fiを構築しなきゃいけないのかなと思っていたりもしていたのですが、速度を測ってみたところ200Mbps以上は出ていました。
また、体験的にも遅いと感じることは無かったのは良かったです。
なお、使っている無線LANルーターはバッファロー製のWSR-3200AX4を使っています。
戸建ては2階建てなので、東京都市部で多い3階建て戸建て住宅だとどうなるかは分かんない部分があります。
おてがる光が遅い原因
IPv6を利用していない
おてがる光で通信速度が遅い原因として考えられる最大の要因がIPv6を使っていない事です。
基本的にIPv6ではなくIPv4接続でも高速通信ができます。
ただ、通信量が多くなる時間帯はどうしてもIPv6の方が速度が出やすいため、速度が遅いと感じている方はIPv6オプションの利用を試してみるのが一番の対策となります。
IPv6オプションの利用は月額165円かかりますが、この料金を加えても同じ契約縛りの無いエキサイトMEC光よりも安いです。
Wi-Fi6やIPv6対応無線Wi-Fiルーターを使っていない
おてがる光の性能を最大限引き出すには、高性能なWi-Fiルーターが必要です。
Wi-Fi6やIPv6に対応している無線Wi-Fiルーターを使いましょう。
最近の機種であればエントリーモデルでも対応しているので、5000円から7000円ほどで購入できます。
接続機器が多いか利用者が多い
IPv6オプションを使っていれば軽減できますが、夜の時間帯はゲーム利用者も増えることから、通信速度が遅くなりがちです。
ただ、おてがる光は、そこまで知名度がある訳ではありませんから、利用者急増による極端な速度低下が現れることは稀です。
また、速度が遅くなる要因として、無線Wi-Fiルーターに接続している機器が多いことも原因になります。
スマホやタブレット、テレビにPCと現代はネットワークに接続する機器が非常に多いです。
そのため、性能が低い無線Wi-Fiルーターを使っていると通信速度が遅くなることがあります。
例えば下記無線Wi-Fiルーターは14台までの接続に対応しています。
以上、おてがる光の通信速度が遅いという口コミについてのレポートでした。
各種測定結果を見ても、殆どの利用者は非常に速い通信速度が出ています。
IPv6を使っていない一部地域や環境で遅いという不満が出ているのは事実でしょうが、これはどこの回線やプロバイダーを使ってもあります。
おてがる光は、契約期間の縛りも無いので不満があれば他に乗り換える事も容易なので、利用する上でのハードルは小さいですね。