楽天モバイルがドコモ・au・ソフトバンクに続く第4のキャリアとして2020年4月8日にサービスを正式にスタートしました。
キャリア版の楽天モバイルですが、一つ困ったことがあります。
それは、APNの設定情報が公式サイトに掲載されていないのです。
追記
楽天モバイルの公式APN情報がアップされました。内容としてはここで記載している内容と変わりませんが注意事項などは一度目を通しておくといいでしょう。
スマホやタブレットはSIMカードを挿すだけで基本使える
キャリア版の楽天モバイルをスマホやタブレットで使う場合ですが、基本的にはSIMカードを挿すだけで使えるようになります。
もし、SIMカードを挿しても電波を掴まない場合は、後述するAPN設定を行ってみてください。
なお、スマホ端末によってはこれから紹介するAPN設定を行ってもアクティベーション出来ず開通できないため、ネットの接続が出来ません。
ココに注意
日本で人気が高いiPhoneについてですが、楽天モバイルは正式にはサポートしていません注意してください。
手持ちのiPhoneやiPadで試したところ、ネットへの接続は出来ましたが、Twitter上で検索してみると、iPhoneのバージョンによってはアクティベーション出来ていないようです。
仮に自分のiPhoneで楽天モバイルのSIMカードがアクティベーション出来なくても、楽天モバイルに責任はありませんのでくれぐれも注意してください。
APNの設定情報
キャリア版楽天モバイルのAPN設定は私が調べて限り下記の通りです。
項目 | 設定値 |
名前 | 楽天(rakuten.jp) |
APN | rakuten.jp |
ユーザ名 | 未設定/空欄 |
パスワード | 未設定/空欄 |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
認証タイプ | 未設定 |
APNタイプ | default,supl,dun |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
APN設定で通常必須入力となるユーザ名やパスワードは空欄で、認証タイプも空欄となります。
モバイルWiFiルーターに楽天モバイルのSIMカードを挿して使う場合は、APN設定に上記値を使ってみてください。
私の環境で確認したところ、NECのMR05LNに楽天モバイルのSIMカードを挿して、上記APN設定を行ったところ問題なくネットの接続が出来ました。
また、複数台への接続も問題ありませんでした。
MNOの楽天モバイルは、楽天回線エリア内であればデータ容量無制限ですし、なおかつ1年間は無料で利用できます。
1年後に解約したとしても解約金も0円で無料です。
これほどお得なモバイル回線はあり得ないので、楽天回線のエリア内で生活されている方はとりあえず申し込んだ方が良いです。