格安SIM業者の1つ楽天モバイルが実施中の端末半額キャンペーンにのっかって楽天モバイルのデータ通信SIMを契約しました。
楽天モバイルの通信速度に関する口コミ
楽天モバイルについては、以前から格安SIMの通信速度を定期的に観察しているブログやTwitterなどの口コミでは通信速度が圧倒的に一人負けの状況でした。
なので、個人的に格安SIMを契約する機会があったとしても楽天モバイルは避けることになるなと思っていました。
今回、最低利用期間が設けられている音声通話SIMではなく、データ通信専用SIMでも端末が半額で購入できるキャンペーンであることから、楽天モバイルを契約してみたので、通信速度が実際にはどうなのか確認してみました。
測定時間:2015年12月23日19時
測定場所:神奈川県川崎市郊外
楽天モバイル:ダウンロード速度 56.27Mbps
ワイモバイル:ダウンロード速度 26.72Mbps
mineoドコモプラン(dプラン):ダウンロード速度 36.14Mbps
DTI SIM:ダウンロード速度 9.00Mbps
ご覧のように普段私が音声通話SIMで利用しているワイモバイルよりも約2倍も高速で、楽天モバイルと同じNTTドコモのMVNOであるmineoのドコモプランに比べても約2倍高速でした。
この結果は個人的にかなり意外でした。
10月6日以降楽天モバイルの通信速度は大幅に改善
楽天モバイルは10月6日にサービスを変更しているのですが、どうやらそこから通信速度が大幅に改善されたようです。
ただ、上記ブログでも言及されているように10月5日以前に契約した楽天モバイルユーザは、他社に比べて相変わらず悲惨な通信品質をしていることになります。
通信速度が改善された新サービスプランへの変更も一度解約して、再契約が必要ということで、出費もかさんでしまいます。
ましてや、音声通話SIMを契約している場合は、最低利用期間の縛り契約によって、身動きが取りづらいでしょう。
この既存ユーザを蔑ろにするスタイルは好きにはなれませんね。
楽天モバイルで契約すべきか否か
今回の端末半額キャンペーンなど、楽天モバイルは積極的にキャンペーンを行う点は消費者にとってありがたいことです。
従って、最低利用期間の無いデータ専用SIMを契約するなら現状楽天モバイルを選択することは”あり”だと思いますが、音声通話の契約に関してはもう数ヶ月様子見した方がいいでしょう。
新APNに接続するユーザが増えてきた時に旧プラン同様の通信速度しか出ない状況になるかもしれないからです。
格安SIMに大手キャリアからMNPするなら口コミの評判が安定しているIIJmioやmineoあたりが無難な選択になると思います。