ワイモバイル単独で使わずに楽天モバイルと併用することで、音声通話を無料にしたり、データ通信量を増やせるなどの強力なメリットがあります。
この記事ではワイモバイルと楽天モバイルを併用する方法から、併用によるメリットだけでなくデメリットについても解説していきます。
ワイモバイルと楽天モバイルを併用する方法
ワイモバイルと楽天モバイルを併用するには、デュアルSIMに対応したスマホが必要となります。
最近のSIMフリーAndroidスマホはデュアルSIMに対応している製品が多いです。
私はiPhoneでワイモバイルと楽天モバイルを併用していますが、iPhone11やiPhone SE(第二世代)以降ならデュアルSIMに対応しています。
SIMフリーのiPhoneを使うようにしましょう。
iPhoneでワイモバイルと楽天モバイルを併用するには、eSIMを使う必要があります。
楽天モバイルのeSIMをMNP転入で実際に契約し即日開通してみた
eSIMは、物理的なSIMカードはなく、電子データとして認識するSIMカードです。
(楽天モバイル公式)eSIMだから実現する 簡単・手軽な申し込みスタイル
iPhoneには1つしかSIMカードを入れるところがありませんが、eSIMを使うことで2つの携帯会社を併用することが出来るのです。
現状eSIMが使える携帯会社は限られています。
- ドコモ
- au
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
- Y!mobile(ワイモバイル)
- IIJmio
- ahamo
- povo
- LINEMO(ラインモ)
- HISモバイル
- mineo
ワイモバイルでeSIM開通までに要する時間を実際に確認してみた
iPhoneでワイモバイルと楽天モバイルを併用する場合、どちらかをeSIMにする必要がある訳ですが、どちらをeSIMにしても構いません。
私の場合、元々メインで使ってるワイモバイルが物理SIMカードだったので、あとから契約した副回線用の楽天モバイルをeSIMにしました。
ワイモバイルと楽天モバイルを併用するメリット
ワイモバイルと楽天モバイルを併用するメリットはいくつかありますが、ここでは特に強力なメリットについて触れます。
音声通話を無料にできる
ワイモバイルの旧プランでは、1回あたり10分までの音声通話が無料でしたが、最新プランでは料金の値下げや2年縛りの撤廃に伴い無料の音声通話はオプションとなり、基本的に音声通話は有料になりました。
これに対して楽天モバイルを併用できるようにすると、音声通話を無料にすることが出来ます。
楽天モバイルは、専用通話アプリの楽天LINKを使うと、相手が楽天モバイルを使っていなくても通話料金が無料になります。
楽天ポイントが貯まりやすい
楽天モバイルを使っている間は、楽天市場での買い物で貯まるポイントがプラス1倍になります。
プラス1倍というと、ポイントが増えるイメージが無いかもしれませんが、楽天市場で1万円の買い物をした際に楽天モバイルの契約をしていないと100ポイントしか貯まりませんが、楽天モバイルの契約をしていると、200ポイント貯まることになります。
ここまで紹介しているように楽天モバイルはデータ通信量が1GB以内なら無料で使えるので、タダで楽天ポイントが貯まりやすくなるので、契約しない手はありません。
楽天モバイルの1GB無料終了に伴い併用のメリットは少なくなった
1GBまで無料で使えていた楽天モバイルですが、2022年にそれも終了しました。
そのため、ワイモバイルと楽天モバイルを併用するメリットは大きく減りました。
冒頭に紹介したように音声通話を無料で利用したい場合においてはメリットがありますが、それ以外だとワイモバイルと楽天モバイルを併用するメリットはあまり感じられません。
併用する上での注意点
ワイモバイルと楽天モバイルを併用するで注意点があります。
デュアルSIMに対応しているiPhoneには、モバイルデータ通信の切替を許可する設定があり、この設定をONにしていると、電波状況に応じてワイモバイルと楽天モバイルの回線が自動で切り替わります。
そのため、気づかないうちに楽天モバイルのデータ通信量が3GB以上となり費用が増えてしまう可能性があります。
これを防ぐには、モバイルデータ通信の切替を許可する設定はOFFにしておく必要があります。
他にもデメリットがあるかもしれませんが、今の併用して感じているのはこのぐらいです。