LINEをはじめ、なんらかのサービスを利用するのに必要なのがSMS(ショートメッセージサービス)です。
SMSは音声通話付きのプランを契約していれば、契約している電話番号でSMSを送受信できますが、SMSのためだけに月額料金が高い音声通話プランを契約するのはもったいないですよね。
そんな時に利用したいのがデータSIMです。
音声通話プランよりも月額料金が安く、最低利用期間や解約料が基本不要です。
そのようなデータSIMにはSMSをオプションとして付けられるのが一般的です。
格安SIM各社ではデータ通信専用SIMを用意していますが、その中で最も安く利用できる所はどこなのか調べて比較した結果を報告しましょう。
楽天モバイルなら1年2ヶ月間実質無料だから最安で電話番号取得もSMSの維持が可能
第4の携帯キャリアとして2020年4月8日に正式サービスを開始した新生楽天モバイル。
その楽天モバイルですが、三木谷キャンペーンを利用すると他社からのMNP乗り換えで1万4000ポイントプレゼントされるキャンペーンが実施中です。
楽天モバイルの料金は月額980円で利用できるので、ポイントを考慮すると実質1年2ヶ月間も実質無料で利用できることになります。
なお、新規契約の場合など乗り換え以外でも7000ポイントもらえるので、この場合でも7ヶ月間実質無料で使えることになります。
この三木谷キャンペーンですが、一人5回線まで対象で、過去に楽天モバイルを契約したことがある人も対象になるのでほぼ誰でも利用することが可能です。
キャンペーン適用には、下記三木谷キャンペーンのページから申し込む必要があります。
過去に使ったことがある人も1万4000ポイントプレゼント
6ヶ月間実質無料で使えるLINEMO(ラインモ)
ソフトバンクのサブブランドの1つであるLINEMO(ラインモ)は、月額990円から使えるベストプランでも月々3GBまで使えることで人気です。
ベストプラン(旧ミニプラン)は音声通話プランなのでSMSが使えます。
私も現在メイン回線として使っているのですが、基本的にソフトバンク回線なので日中でも高速通信出来ますし、1回あたり5分までの音声通話し放題プランが1年間無料なのも魅力なんですよね。
そんなLINEMOは実質6ヶ月間無料で使えるのが大きなメリットです。
要は半年間SMSを実質無料で運用できます。
実質半年間無料で使えるキャンペーン実施中
契約月は日割りでの請求となっているので、出来るだけ月の後半で契約するとSMSを安く運用できます。
LINEMO(ラインモ)を契約した初月の日割り請求額を確認した結果
6ヶ月間実質無料で使えるドコモのahamo
6ヶ月間実質無料で使えるのはLINEMOだけではありません。
ドコモのオンライン専用サービスであるahamo(アハモ)も実質6ヶ月間無料で利用できます。
2024年10月から他社からahamoにMNPで乗り換えるとdポイントが2万円相当プレゼントされます。プレゼントされたdポイントはd払いでの支払いに充当することができます。
期間限定!ahamo契約で20000ポイント大還元中
povoなら180日間は基本料金月額0円でSMSが使えるがリスクあり
KDDIのサブブランドであるpovoは180日間は月々の基本料金が0円で使えます。
音声通話SIMなのでSMSの受信もでるので、楽天モバイルの0円利用が終わった後に月額0円でSMS利用環境を維持したい人はpovoに移行している人も多いですね。
実際私も継続して利用していますが、課金していない時でもSMSの受信は出来ています。
povoは180日以内に有料トッピングを購入していないと、解約の警告連絡が来てその後強制解約となり点には注意が必要です。
そのため、povoだとSMS認証で使っていた番号が使えなくなるリスクがあります。
強制解約されて、SMS認証に使っていた番号が使えなくなってしまうリスクを避けるなら月額290円で使えるHISモバイルを利用するのも手です。
月額290円でSMS付きSIMを維持できるHISモバイル
HISモバイルは月のデータ使用量が100MB未満なら月額290円でSMSが使える音声通話SIMが利用できます。
データ専用SIMだと月額198円から利用できますが、SMSを使うためのオプションを追加するとプラス154円かかって月額352円になるので、音声通話SIMの方が安いです。
povoとは違って使っていないからといって解約される心配も無いので、楽天モバイルの0円プランが終了した後にSMSを最安で維持する方法として有力です。
月額150円のnuromobile(終了)
SMS付きのデータSIMで月額料金が最も安いのがnuromobileの0SIMです。
0SIMは2020年8月31日でサービスを終了しました。
SMS無しなら0円から利用できることで話題になりましたが、SMS付きなら月額150円から利用できます。
0SIMはパケット通信を使った量によって請求される従量課金制で、月々100MBまでなら150円でSMS認証が利用できます。
0SIMを利用する上での注意点としては、3ヶ月間3Gなり4Gでのデータ通信が無いと自動的に解約となってしまいます。
これは、0SIMを無料で利用できる範囲で使う人が多いためです。
月額320円 でSMS付きSIMを維持できるb-mobile
楽天モバイルに続いて安いのがb-mobileの190PadSIMで、SMS付きのSIMを月額320円で維持できます。
190PadSIMは、ネットを使った分だけ請求される従量課金制となっていて、100MBまでなら月額190円で利用できます。
この190円にSMS利用料の130円を加えた320円で月々SMS認証できるSIMを毎月維持することが出来るので、楽天モバイルを除いて実質最安でSMS付きのSIMを維持できます。
前述したnuromobileの0SIMと違ってデータ通信が無くても自動的に解約になったりしません。
2024年以降はSMSが利用できなくなってしまいました。
ロケットモバイルは使い方次第で支払いを0円にすることも可能
ロケットモバイルは、月々448円からSMS付きのSIMを利用できます。
nuromobileやb-mobileに比べると月々の料金は高くなりますが、ロケモバポイントを利用することで支払いを0円にすることも可能です。
ロケモバポイントは、アプリのダウンロードやウェブサイトの会員登録など決められた条件を達成することで与えられるポイントで、1ポイント1円としてロケットモバイルの料金から割引されます。
月々ためたポイントが448以上ならば支払いを0円にすることが出来ます。